37年前に大分県から岐阜県可児市へ転居し独居生活を送られていた患者様。
食事が摂取できず入院されていましたが、退院を契機に故郷である大分県へ帰りたいと希望されました。
神奈川県に在住のお姉さま、福岡県に在住の妹様が入院先の病院まで来てくださり、介護タクシーで、県営名古屋空港→熊本空港→介護タクシーで3時間かけて大分県で生活されている妹様の自宅へ行かれるそうです。と入院先の相談員様から出発2日前の夕方に連絡をいただきました。
その場にいたスタッフに伝えると、全員が「一緒に行った方が安心じゃない?」と。
理事長に事情を説明すると、「行ってきていいよ!」と即答。
(自分の家族にグループラインで報告すると、「いってらっしゃい!」とこちらも即答。ありがとう!)
夢応援プロジェクトが始りました!

10時に予定通り病院を出発。県営小牧空港に到着し搭乗手続きを済ませ、飛行機を待つ間エレキギターが趣味だったということで、音楽を聴きノリノリ。

機内には車椅子のままリフトを使い搭乗

1時間で熊本空港に到着すると、すでに介護タクシーの方が空港の出口で待ってて下さり乗車し大分県に向けて出発。
3時間かけて無事に到着しました。

お姉様は「長旅だったけれど、いい顔してる」と喜んでおられました。
到着は19時をまわっていましたが、今後、訪問診療を引き継いで下さる、やまおか在宅クリニックの山岡先生が訪問してくださった様で、すれ違いになってしまった私に、「遠いところまでお疲れ様!ありがとう!」とわざわざお電話をいただきました。
先生にお会いしたかったな〜

故郷でいつまでもお元気で穏やかな生活を送って下さい☆
看護師 加藤